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『レインボーシックス モバイル』海外8ヶ月でサービス終了へ

Ubisoftは『レインボーシックス モバイル』の国際サービスを2027年1月15日に終了すると発表した。2026年2月23日の開始から約8ヶ月での決定となる。一方、Tencentが手がけるPC版『レインボーシックス シージ』の中国本土版はテストが進み、モバイル版の版号も保持したままだ。本記事では決定の経緯、背景、今後の焦点を整理する。

出典: GameLook

この記事の目次

何が起きたのか

Ubisoftのモントリオールスタジオは10月8日、プレイヤー向けの公開書簡を通じて『レインボーシックス モバイル』のサービス終了を正式に発表した。国際サーバーは2027年1月15日まで維持され、次シーズンは予定通り来週に配信されるが、それ以降のコンテンツ更新は行われない。

同作は2026年2月23日に国際サービスを開始しており、運営期間は8ヶ月に満たない。発表では「難しい決断」とだけ説明され、具体的な理由は明かされていない。

なぜ重要なのか

『レインボーシックス モバイル』は『レインボーシックス シージ』の移動端末向け移植作として、5対5の室内攻防、破壊可能な地形、オペレーターのスキル体系をモバイルに持ち込んだ意欲作だった。開始直後の評価は高く、プレイヤー評価は4.5。七麦データによれば米国、韓国、香港、英国など複数市場で無料ランキング1位を獲得し、100以上の国と地域で無料トップ10に入った。

しかし、Activisionの『コール オブ デューティ ウォーゾーン モバイル』や『Apex Legends モバイル』も同様に苦戦しており、重厚な競技用シューターの体験をモバイルで再現する難しさが改めて浮き彫りになった。経営難が続くUbisoftが期待に届かないプロジェクトを整理するのは自然な流れとも言える。

中国本土のプレイヤーの間では、Tencentが手がけるPC版『レインボーシックス シージ』の動向への不安も広がったが、両者は別製品である。PC版は2018年にTencentが代理権を取得し、2026年1月に版号を正式取得。6月17日には「破壁攻勢」と名付けられた削除型技術テストを終え、9月15日には課金要素を含む大規模な「攻堅テスト」を開始しており、正式サービスに向けた最終段階に入っている。

一方、今回国際サービスを終了するモバイル版は、Tencentが2024年8月にPCとモバイルのマルチプラットフォーム版として版号を取得済みで、K9チームが国内運営を担当する予定だった。だが中国本土版は依然として配信されておらず、国際サービスが先に終了する形となった。

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次に注目すべき点

中国本土向けのモバイル版が今後配信されるのか、マルチプラットフォーム版が実現するのかは現時点で不明だ。Tencentは2025年3月に11.6億ユーロを投じてUbisoftの子会社Vantage Studiosの25%を取得し、既存の10%と合わせて主要IPへの発言権を強めている。2025年7月にはUBI合作部をK9合作部に統合し、『レインボーシックス シージ』中国版の支援体制を整えた。

多くのファンが関心を寄せるのはPC版『レインボーシックス シージ』の中国本土サービスだ。8年に及ぶ待機の末、今年のテストで新たな段階に入った。モバイル版の終了がPC版の計画に与える影響は、今後の公式発表を待つほかない。